林泉寺について

林泉寺の歴史
林泉寺は、慶長7年(1602年)伊藤半兵衛長光の開基、通山宗徹を開山として創設された400年の伝統ある曹洞禅宗のお寺です。初めは普蔵院と号しましたが、寛文3年(1663年)に林泉寺と改められました。文政の頃は境内拝領地1685坪の広さがありました。現在も境内には縄で縛られた石仏があり、俗称「縛られ地蔵」といい、大岡政談や銭形平次にも登場します。江戸中期に著された「江戸妙子」には、小日向林泉寺の縛られ地蔵は大変有名であると書かれています。
縛られ地蔵
緑の園上階の中庭には、縄で縛られた石仏があります。江戸中期に著された「江戸妙子」にも、小日向林泉寺の縛られ地蔵は大変有名と書かれています。高さ1メートルほどの地蔵は、荒縄で縛ると盗難避け、厄除けにご利益があると言われ、年に一度、年末に縄がほどかれて供養されております。
林泉寺の概要
名称:青龍山 林泉寺
宗派:曹洞宗
ご本尊:釈迦如来
住職:江田真人
住所:東京都文京区小日向4-7-2